琉球処分 「沖縄問題」の原点/塩出浩之

著:塩出浩之
出版社:中央公論新社
発売日:2025年06月
シリーズ名等:中公新書 2860
キーワード:琉球処分「沖縄問題」の原点塩出浩之 りゆうきゆうしよぶんおきなわもんだいのげんてんちゆ リユウキユウシヨブンオキナワモンダイノゲンテンチユ しおで ひろゆき シオデ ヒロユキ



著者名:塩出浩之 
出版社名:中央公論新社
シリーズ名等:中公新書 2860

琉球処分とは、日中の両属国家だった琉球王国を日本が強制併合した過程をいう。1872年の琉球藩設置から、「処分官」派遣、警察・軍隊を動員した79年の沖縄県設置、80年の強く抗議する清国との八重山分島交渉までを指す。国王は東京に送られ、島内では組織的抵抗が日清戦争まで続く。本書は、併合の過程とその後を精緻に追い、清国や西洋諸国を巻き込み東アジアに新秩序をもたらした「沖縄併合」の全貌を描く。

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