著者名:
竹中亨 出版社名:
中央公論新社シリーズ名等:
中公新書 2832
2004年の法人化により、日本の国立大学は自律と教育・研究の活性化を求められた。だが、目標を達成したとは言い難い。それは国からの交付金の先細りが原因なのだろうか。
同時期に同様の改革を進めたドイツの国立大学は厳しい予算下、複数校が競争しながら世界大学ランキングの上位を占める。
学長のリーダーシップなど、日本で礼賛される英米モデルを見つめ直し、日独の結果を分けた大学統治のあり方を検証する。
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