神聖ローマ帝国 「弱体なる大国」の実像/山本文彦
著:山本文彦
出版社:中央公論新社
発売日:2024年04月
シリーズ名等:中公新書 2801
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著者名:
山本文彦 出版社名:
中央公論新社シリーズ名等:
中公新書 2801
オットー一世の皇帝戴冠(九六二年)を起源とする神聖ローマ帝国は、ドイツを中心に周辺へと領域を広げた。皇帝位は一四三八年以降、ハプスブルク家がほぼ独占。十六世紀に最盛期を迎える。宗教改革、三十年戦争といった混乱を経て帝国は衰退し、一八〇六年に消滅した。弱体に見える国家が八五〇年も存続したのはなぜか。叙任権闘争など、皇帝と教皇の関係はいかなる推移をたどったのか。捉えにくい「大国」の実像に迫る。
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