刀伊の入寇 平安時代、最大の対外危機/関幸彦

著:関幸彦
出版社:中央公論新社
発売日:2021年08月
シリーズ名等:中公新書 2655
キーワード:刀伊の入寇平安時代、最大の対外危機関幸彦 といのにゆうこうへいあんじだいさいだいの トイノニユウコウヘイアンジダイサイダイノ せき ゆきひこ セキ ユキヒコ



著者名:関幸彦 
出版社名:中央公論新社
シリーズ名等:中公新書 2655

藤原道長が栄華の絶頂にあった一〇一九年、対馬・壱岐と北九州沿岸が突如、外敵に襲われた。東アジアの秩序が揺らぐ状況下、中国東北部の女真族(刀伊)が海賊化し、朝鮮半島を経て日本に侵攻したのだ。道長の甥で大宰府在任の藤原隆家は、有力武者を統率して奮闘。刀伊を撃退するも死傷者・拉致被害者は多数に上った。当時の軍制をふまえて、平安時代最大の対外危機を検証し、武士台頭以前の戦闘の実態を明らかにする。

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