兼好法師 徒然草に記されなかった真実/小川剛生

著:小川剛生
出版社:中央公論新社
発売日:2017年11月
シリーズ名等:中公新書 2463
キーワード:兼好法師徒然草に記されなかった真実小川剛生 けんこうほうしつれずれぐさにしるされなかつたしんじ ケンコウホウシツレズレグサニシルサレナカツタシンジ おがわ たけお オガワ タケオ



著者名:小川剛生 
出版社名:中央公論新社
シリーズ名等:中公新書 2463

兼好は鎌倉時代後期に京都・吉田神社の神職である卜部家に生まれた。六位蔵人・左兵衛佐となり朝廷に仕えた後、出家して「徒然草」を著す―。この、現在広く知られる彼の出自や経歴は、兼好没後に捏造されたものである。著者は同時代史料をつぶさに調べ、鎌倉、京都、伊勢に残る足跡を辿りながら、「徒然草」の再解釈を試みる。無位無官のまま、自らの才知で中世社会を渡り歩いた「都市の隠者」の正体を明らかにする。

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