著者名:
五十嵐晶子 出版社名:
小学館
学校内の専門職「ICT支援員」を知る本
デジタル化が急速に進む教育現場で、先生方と子どもたちの学びを支える専門職「ICT支援員」。本書は学校ICT支援の最前線で20年以上にわたって活躍する著者が、豊富な経験と具体的な事例を交え、その仕事内容や役割などを明らかにした一冊です。
ミレニアムプロジェクトからGIGAスクール構想まで、歴史を踏まえながらICT支援員の仕事の重要性を解説し、 授業支援・校務支援・環境整備支援・校内研修という4つのミッションを軸に、具体的な業務内容や必要な知識・スキルを丁寧に紐解いていきます。
さらに、現場で起こる様々なトラブルへの対処法や、先生方とスムーズに連携するためのコミュニケーション術、学年・校種別の支援のポイントなども紹介。教育委員会に向けては、より効果的なICT支援体制の構築のために必要なサポート体制についても提言しています。
巻末には、すぐに使えるおすすめグッズや、スキルアップに役立つ資格情報なども掲載。これからICT支援員を目指す人、現役のICT支援員はもちろん、教育現場でICTをどのように活用していくべきか悩んでいる先生方や教育行政の関係者にとっても多くのヒントを与えてくれます。
【編集担当からのおすすめ情報】
本書は、GIGAスクール構想によって大きく変化した教育現場において、ますます重要性を増している「ICT支援員」の仕事内容を網羅的に解説した、まさに「教科書」と呼ぶべき一冊です。著者は20年以上も学校ICT支援の最前線で活躍してきたベテランであり、机上の空論ではなく、現場で培われた実践的な知識とノウハウが惜しみなく詰め込まれています。
本書の魅力は、ICT支援員が担う4つのミッション(授業支援・校務支援・環境整備支援・校内研修)を軸に、具体的な業務内容を丁寧に解説している点にあります。単なる技術的な解説に留まらず、先生方や子どもたちとのコミュニケーション術、学年・校種別の支援のポイント、トラブル発生時の対処法など、ICT支援員が日々直面するであろう場面を想定した実践的な内容が充実しています。
さらに、本書はICT支援員だけでなく、教育委員会や学校の先生方にもぜひ読んでいただきたい内容です。ICT支援体制の構築、ICT支援員との効果的な連携、情報セキュリティポリシーの策定など、教育委員会が取り組むべき課題を具体的に提示し、より良いICT活用のための具体的な提言を行っています。
「ICT支援員ってどんな仕事?」「先生方とどう連携すればいいの?」「教育委員会に期待することは?」そんな疑問を抱えているすべての人にとって、本書は必携のガイドブックとなるでしょう。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。