始まりの木/夏川草介
著:夏川草介
出版社:小学館
発売日:2023年08月
シリーズ名等:小学館文庫 な13−8
キーワード:始まりの木夏川草介 はじまりのきしようがくかんぶんこなー13ー8 ハジマリノキシヨウガクカンブンコナー13ー8 なつかわ そうすけ ナツカワ ソウスケ
著者名:
夏川草介 出版社名:
小学館シリーズ名等:
小学館文庫 な13−8
藤崎千佳は、国立東々大学文学部で民俗学を学んでいる。指導教官の古屋神寺郎は、足が悪いながらフィールドワークへ出かける、偏屈で優秀な民俗学者だ。古屋は日本中を練り歩きながら、“現代日本人の失ったもの”を問いかけてゆく。「この世界には理屈の通らない不思議な出来事がたくさんある。科学や論理では捉えきれない物事が確かに存在する。そういった事柄を、奇跡という人もいれば運命と呼ぶ人もいる。超常現象という言葉で説明する者もあれば、『神』と名付ける者もある。目に見えること、理屈の通ることだけが、真実ではない」“知”の冒険が、いま始まる。
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