臨床の砦/夏川草介
著:夏川草介
出版社:小学館
発売日:2022年06月
シリーズ名等:小学館文庫 な13−7
キーワード:臨床の砦夏川草介 りんしようのとりでしようがくかんぶんこなー13ー7 リンシヨウノトリデシヨウガクカンブンコナー13ー7 なつかわ そうすけ ナツカワ ソウスケ
著者名:
夏川草介 出版社名:
小学館シリーズ名等:
小学館文庫 な13−7
「自分だけが辛いのではないと思えば、踏みとどまる力が生まれる」。敷島寛治は長野県の感染症指定医療機関、信濃山病院に勤務する内科医である。令和二年の年末からコロナ感染者が急増し、医療従事者の体力は限界を超えていた。“医療崩壊”寸前と言われるが、現場の印象は“医療壊滅”だ。ベッドの満床が続き、一般診療にも支障が出ている。未知のウイルスとの闘いは緊張の連続だった。コロナは肺だけでなく、人の心も壊す。それでも信濃山病院の医師達は、逃げ出さなかった。「あんな恐ろしい世界の中でも、我々は孤独ではなかった―」現役医師が綴る、勇気の物語。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。