天皇皇后両陛下被災地の人々との心の対話 東日本大震災185日希望の記録/『皇室の20世紀』編集部

編:『皇室の20世紀』編集部
出版社:小学館
発売日:2011年11月
シリーズ名等:小学館アーカイヴス
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著者名:『皇室の20世紀』編集部 
出版社名:小学館
シリーズ名等:小学館アーカイヴス

被災者100人から両陛下へのメッセージ

涙、笑顔、そして、拍手ーー。天皇皇后両陛下のお見舞いを受けたとき、深い悲しみと不安に満ちていた被災地は、大きなぬくもりに包まれた。あれから数カ月が経ち、被災した人々の生活環境や気持ちは、今、どのような状況にあるのだろうか。私たち編集部は、両陛下がお見舞いに赴かれた避難所や被災地に出かけ、現状を伺うとともに、天皇皇后両陛下のお見舞いに対する思いをつづってもらうことをお願いした。
「ぼくたちの小学校に来てくれて、ありがとうございます。お家がながされてしまいましたが、ぼくは、がんばります。おばあさんが、なかなかあえない人だと、おしえてくれました。また、あえたらいいなと思います」ーー宮城県南三陸町の避難所から仮設住宅に移った、9歳の男児から届いた両陛下へのメッセージだ。千葉、茨城、福島、宮城、岩手のみなさんから、たくさんの感謝と希望の声、そして、現在の率直な思いが届いた。
3月11日、東日本大震災発生以降、精力的に回られた1都6県の被災者お見舞いをはじめ、天皇皇后両陛下が被災した人々の苦難の日々を少しでも多く分かち合おうと心を寄せ、行動し続けた185日の全記録とともにお届けする。


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