原発再稼働 葬られた過酷事故の教訓/日野行介
著:日野行介
出版社:集英社
発売日:2022年08月
シリーズ名等:集英社新書 1128
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著者名:
日野行介 出版社名:
集英社シリーズ名等:
集英社新書 1128
二〇一一年三月、福島第一原発事故で日本の原発は終焉を迎えたかに見えた。大津波の襲来という知見が事前にあったにも関わらず、規制当局は運転継続を黙認して過酷事故につながった。安全神話に依存していたため防災体制はないに等しく、住民避難は混乱を極めた。そして国内の原発はすべて停止し、「原子力ムラ」は沈黙した。国民は学んだはずだった。だが、「懴悔の時間」はあっという間に終わった。あれから一〇年以上が経ち、ハリボテの安全規制と避難計画を看板に進む再稼働の実態を、丹念な調査報道で告発する。著者の政治家、役人に対する鬼気迫る追及は必読。
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