したがるオスと嫌がるメスの生物学 昆虫学者が明かす「愛」の限界/宮竹貴久

著:宮竹貴久
出版社:集英社
発売日:2018年02月
シリーズ名等:集英社新書 0921
キーワード:したがるオスと嫌がるメスの生物学昆虫学者が明かす「愛」の限界宮竹貴久 したがるおすといやがるめすのせいぶつがく シタガルオストイヤガルメスノセイブツガク みやたけ たかひさ ミヤタケ タカヒサ



著者名:宮竹貴久 
出版社名:集英社
シリーズ名等:集英社新書 0921

近年、世界中で新発見が相次ぎ、進化生物学界で論文が急増中のテーマ「性的対立」。この分野の国内第一人者である昆虫学者が、四半世紀以上の長きにわたる自身の研究成果を紹介しながら、進化生物学の初歩から驚きの最新知見までを明らかにする。より多くの精子をより効率的にばら撒きたいオスと、より質の良い精子を厳選したいメス。そんな繁殖戦略の違いによって生じる「性的対立」と「対抗進化」の世界を、著者は昆虫学の目で問い直す。受精、つまり“愛の成就”に最も重要な決まり手とは何か。われわれ人類の求愛行動への示唆にも富んだ、目から鱗が落ちる一冊。

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