


著者名:
松本公一 出版社名:
講談社シリーズ名等:
講談社+α新書 885−1C
今、テーマパーク業界でコンサルタントとして活躍する著者の松本公一さんは、この時代に必要な「価値提供ビジネス」を提案します。
かつて松本さんはテーマパーク開発やアトラクションなどの企画制作の現場にいました。
日米のテーマパークはコロナ禍からV字回復し、2023年に過去最高益を記録。
世界中でも開発計画が進んでいます。
●なぜ私たちはテーマパークに何度も行きたくなるのか?
●どうしたらゲストの気持ちになってアイデアを発想できるのか?
●ゲストの心をつかみ、選んでもらうにはどうすればいいか?
この疑問はテーマパークに限りません。ビジネスに共通する課題です。
「これからの時代は、心を充足する価値あるものを具現化するビジネス=『価値提供ビジネス』が、より拡大していかなくてはなりません。たとえば、今後の日本は少子高齢化の中、観光や娯楽産業をはじめ、世界にも発信できる魅力的なモノやコトの開拓が求められています」(本書より)
コスパやタイパとは対極の価値で、松本さんの本業で言えば、感動させてくれるテーマパークなら、人は喜んでお金を払い何度も来るということ。
松本さんの感動を生み出す「価値提供ビジネス」の現場の哲学の一端を紹介――。
●最高益をたたき出すテーマパークに共通する「物語の力」を、ビジネスに活用。
●テーマパークは、値下げしたらゲストが激減、値上げしたら殺到する。
●ロングランアトラクション「からだのひみつ大冒険」は最初の口コミがきっかけだった。
●アメリカのレジェンドの「見ているか見ていないかは天と地ほども違う」の一言が、仕事の成長の土台になった。
●ゲスト目線になるためにはゲストの目の前でなく、隣に座ってみる。
●小さな会社で最大の力をひきだす原動力になった「今からやろう会議」。
●人気のテーマパークや超ロングセラー絵本に共通する「プラス1のサービス精神」。ほか。
本書は成功と成長が手に入る1冊です。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。