著者名:
斉田季実治 池上彰 出版社名:
KADOKAWA
池上 彰氏が初めて責任編集をする、明日の自信になる教養シリーズ。
5冊めは、『気象学』です。
普段何気なく見ている天気予報。気温と雨だけ気にしている人が多いのではないでしょうか…。それだけではもったいないことを、本書では全編を通して、気象予報士の斉田季実治氏がわかりやすく教えてくれます。斉田氏は、NHK「ニュースウオッチ9」の気象キャスターをはじめ、気象にまつわる活動で活躍中です。
本書ではまず、気象の知識を得ると、買い物に行く時間はいつがベストかなどといった、身近な日々の生活がぐんと快適になることを解説しています。予測の見方や活用の仕方を、図解を交えてレクチャーも。
そして近年、線状降水帯、超熱帯夜といった気象災害が頻繁に起こっている深刻さについても説明。気象情報の活かし方しだいで、大切な命が守られることを伝えています。大雨、大雪、地震・津波などの項目別に、実際に皆さんがとるべき事前対応から事後対応までを解説しています。
加えて、気象を好きになってもらえるような豆知識、例えば「空の8割が雲で覆われていても晴れ」などといった解説をはじめとする、基本的な知識も得らえます。
また、いろいろなことがわかってきた「太陽フレア」をはじめとする宇宙天気が私たちに与える影響についても知ることができます。
「気象」は私たち一人ひとりに密接に関係のあることです。まずは関心を持つこと、活用すること、自分の身を守ること、それらが一冊にまとまったのが、この『気象学』です。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。