昆虫考古学/小畑弘己
著:小畑弘己
出版社:KADOKAWA
発売日:2018年12月
シリーズ名等:角川選書 610
キーワード:昆虫考古学小畑弘己 こんちゆうこうこがくかどかわせんしよ610 コンチユウコウコガクカドカワセンシヨ610 おばた ひろき オバタ ヒロキ
著者名:
小畑弘己 出版社名:
KADOKAWAシリーズ名等:
角川選書 610
縄文土器の表面や断面に現れた当時のタネやムシたちの「圧痕」は、いわば「人が作った化石」といえる。土器の製作時に粘土中に練り込まれたコクゾウムシなどの貯蔵食物害虫をはじめとする家屋害虫は、縄文人が定住し、植物を栽培し、それらを貯蔵するようになって自然に集まってきたムシたちであった。従来の方法ではその資料的限界からわからなかった縄文時代の人々の意(衣)食住の実態を、今、この圧痕ムシたちが語り始める―。
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