平安貴族の夢分析/倉本一宏

著:倉本一宏
出版社:KADOKAWA
発売日:2024年10月
シリーズ名等:角川ソフィア文庫 I172−2
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著者名:倉本一宏 
出版社名:KADOKAWA
シリーズ名等:角川ソフィア文庫 I172−2

平安時代の貴族は夢を神や仏のお告げと信じ、加持祈祷や陰陽道にすがったとされてきた。目に見えない「物」を怖れ、迷信や禁忌に囲まれていたと考えられていたのである。しかし、古記録からは、自らの利益実現のために夢を巧妙に利用した強かな姿が浮かび上がってくる。行成の『権記』では昇進要求に。道長の『御堂関白記』では政務や儀式をサボる口実として。彼らは夢をどのように捉えていたのか。知られざる精神性に迫る。

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