死者の書/折口信夫
著:折口信夫
出版社:KADOKAWA
発売日:2017年07月
シリーズ名等:角川ソフィア文庫 J119−8
キーワード:死者の書折口信夫 ししやのしよかどかわそふいあぶんこJー119ー8 シシヤノシヨカドカワソフイアブンコJー119ー8 おりぐち しのぶ オリグチ シノブ
著者名:
折口信夫 出版社名:
KADOKAWAシリーズ名等:
角川ソフィア文庫 J119−8
「した した した」水の音と共に闇の中で目覚めた死者・滋賀津彦(大津皇子)。一方、藤原南家豊成の娘・郎女は千部写経中のある日、二上山に見た俤に誘われ女人禁制の万法蔵院に足を踏み入れる。罪を贖う間、山に葬られた滋賀津彦と彼が恋う耳面刀自の物語を聞かされた郎女の元に、「つた つた つた」滋賀津彦の亡霊が訪れ―。魂の神秘的な交感を描く折口の代表的小説。詳細な注釈で物語世界が鮮やかに蘇る。挿画『山越阿弥陀図』『當麻曼陀羅』をカラー口絵で収録。
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