


著者名:
悠井すみれ 出版社名:
KADOKAWAシリーズ名等:
富士見L文庫 ゆ−6−2−1
幼い頃に犬神の呪いで声を封じられた令嬢・宵子。家族に見放され、幽閉され生きてきた。
ある日妹に押し付けられ鹿鳴館の夜会へ出席した宵子は、ドイツ貴族の青年・クラウスと出逢う。言葉の壁を越えて惹かれあう二人。
そしてクラウスの計らいで実家から救い出された宵子は、彼の館で初めて幸せな時を過ごした。
一方で帝都での人喰い獣の噂に落ち着かないクラウス。宵子は違和感を覚えながら彼を想い心配する。耳に届いた言葉『薬』とは何を意味するのか――。
孤独な二人が優しい愛を紡ぐ西洋浪漫物語。
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