縄文人は海を越えたか? 「文化圏と言葉」の境界を探訪する/水ノ江和同

著:水ノ江和同
出版社:朝日新聞出版
発売日:2022年04月
シリーズ名等:朝日選書 1028
キーワード:縄文人は海を越えたか?「文化圏と言葉」の境界を探訪する水ノ江和同 じようもんじんわうみおこえたかぶんかけんと ジヨウモンジンワウミオコエタカブンカケント みずのえ かずとも ミズノエ カズトモ



著者名:水ノ江和同 
出版社名:朝日新聞出版
シリーズ名等:朝日選書 1028

北は択捉島、礼文島、西は対馬島、南は八丈島、久米島まで丸木舟で往来し、時には外洋にも乗り出していった縄文人。新石器時代のロシア極東、朝鮮半島、中国大陸との往来があったものの、縄文文化の範囲は現在の日本の国境を越えることはなかった。100年にわたり、縄文文化は大陸伝来か、日本自生・固有かが問われてきた。だが、あらためて議論の中心となってきた考古資料や、新たな発掘調査の成果を検討すると、必ずしも検討の前提が十分ではなかったことが浮かび上がってきた。日本列島とその周辺地域で出土した考古資料を丁寧に比較し、縄文文化の本質、独自性に迫る。語句解説と想定図、研究の基本を学ぶためのコラム(エピソード)も満載。考古学を学びはじめる人にもわかりやすく解き明かす。

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