大幽霊烏賊 名探偵 面鏡真澄 上下巻セット 首藤瓜於 講談社文庫
【文庫本】
■上巻
昭和の初め、日本の精神医学界を黎明期からリードしてきた養父院長が作り上げた愛宕市の葦沢病院。その数ある病棟のなかでもとりわけ厳重な隔離室には不思議な患者がいた。新米医師の使降醫は、博覧強記の天才・面鏡真澄とともに謎の患者の正体を探るが…。現実と非現実が錯綜する精神医学ミステリー。
■下巻
使降が担当する元漁師の老鼠忠介は、クジラとの壮絶な格闘の果てに仲間内で語り継がれてきた「幽霊烏賊」と遭遇した。そして入院後も付きまとうその幻影を封じ込めてくれたのは「先生」と呼ばれた患者だという。理性を超越した患者たちの奇妙な振る舞いが意味するものは?『脳男』の著者、渾身の衝撃作。
2冊とも
カバーは若干イタミがあります。上巻表に軽い折れ。
小口、天地は薄キズありますが概ね良好です。
紙面はキレイです。
2015年第1刷発行。
※商品画像については、モニターによって色味が若干異なります事ご了承ください。