FOOT BAND “TIE DYE”
「サンダルを素足で履きたい」だけど夏場は汗をかくのでサンダルがベタついてしまう、
素足で履くとにおいが気になる、足の甲部分にストラップなどがあたって痛くなる。
そんなお声にお応えすべく開発されたのがROTOTOのFOOT BAND。
必要最低限の箇所だけを覆った「素足感覚」だけど素足じゃない。
今までになかったのが不思議なくらい夏場に重宝するアイテムです。
長時間の着用でも快適さが続く、一度でも試して頂きたいおススメの一足。
RoToToのソックスは国内一の生産量を誇る靴下産地奈良県・広陵町を中心とした工場で生産しており、 職人の方々と共に取り組み、話し合う事で生まれる現場(工場)での「ものづくり」を大切にしています。
広陵町で靴下作りがはじまったのは今から100年以上前の明治43年。
旧馬見村(現在の広陵町)のある一人の男性がアメリカ視察から靴下編み機を持ち帰ったことがきっかけでした。
この地域は江戸時代初めより農家の副業としておこなわれていた大和木綿、大和絣(やまとかすり)という織物の生産が盛んでしたが時代とともに衰退し、その代わりとなる産業として靴下製造が広がっていきました。
ソックスの原料である糸は季節や用途に合わせ、夏であればリネン、冬であればウールなどシーンに応じ様々な糸を使い分けるのはもちろんのこと「コットンとリネン」や「ウールとナイロン」など異素材を一緒に編み立て組み合わせることで新しい機能性と履き心地を作り上げていくのがRoToToのソックスです。
あまり知られてはいませんが靴下編み機には実は沢山種類があり、編み機によって編めるソックスは様々です。
世界でも台数の限られた珍しい特殊編み機や、昔ながらのコンピューター化されていない旧式編み機、また最新鋭の編み機などを使い分け、無数にある糸の中からイメージする履き心地に適した糸を選定、工場で直接職人の方と話し合いながら何度も細やかな調整を経てひとつのソックスを作り上げていきます。
編み機・糸・人が一つとなってはじめてRoToToのソックスは出来上がります。
リブ編みになっており、適度に伸縮性があるのでストレスフリーな履き心を実現しています。
機能面だけではなく、豊富なカラーリングでコーディネイトのポイントとしても◎
1足1足異なる仕上がりのタイダイ染め。染色にも拘り、全て奈良で行っています。
タイダイ染めは柄の出方が一点一点異なるため、左右でペアリングした際に柄の雰囲気が違うことがございますが、染めの”アジ”としてお楽しみ下さいませ。
暑い夏のサンダルスタイルのお供に。お揃いでのご使用やギフトにもオススメなアイテムとなっております。
ソックスについている丸い輪っかはソックスの生産工程であるつま先縫いの際に必ず出る縫製くずです。
この輪っか、靴下の産地、広陵町では大量に出るもので希望のある全国の老人福祉施設などに送られ、リハビリや文化活動として輪っかを利用した指編みの作品作りの材料として使われます。
奈良県では駅のベンチなどにこの輪っかで作った座ぶとんが敷かれていたりします。
捨てればゴミだけど工夫すれば何かに使えるもの。
RoToToでもこの小さな編み物を何かに活用できないか考え、吊るすことのできるパッケージとしてリユースしています。
ソックスを購入して下さった後も皆様のアイデアで何かに活用していただければ嬉しい限りです。