ホイールの組み立て・調整に必要な3つのツールをセットリム振れ取り台「FT-1」に、ホイールセンターゲージ「FCG-310」とニップルレンチ「NW-300」をセットした、ホイールの新規組み立てや調整に最適のコンプリートセットです。
「FT-1」は持ち運びや収納に便利な折りたたみ式の振れ取り台で、最大29インチサイズ(700cリム)までのホイールをセットし、その横振れ・縦振れを測定するツールです。
「FCG-310」は工具箱にも収められるよう2つ折り式とした軽量アルミ製のホイールセンターゲージで、ホイールの左右対称性を確認するためのツールです。
リム振れ取り台とはホイールは使用するにつれてスポークとリムとをつなぐニップルが緩み、横方向あるいは縦方向に徐々に歪んできます。 そのままだとブレーキが断続的にしか効かなくなったり、逆にブレーキが効きっぱなしになったり、あるいはタイヤがフレームに接触してしまうなど、安全に走行するには支障が出てきます。
リム振れ取り台は、この歪んでしまったホイールを正しい状態に戻すべく、スタンド上にホイールを持ち上げてこの振れ幅を測定するための器具です。 振れ取り作業自体はニップルを専用のレンチで回して行ないます。
振れ取り測定ゲージFT-1の振れ測定ゲージは、横振れ測定用のアームが左右一対、それに縦振れ測定用の折りたたみ式アームが中央に1本、コンパクトに一体型になっています。
横振れ測定ゲージアームは手前のノブを回すことで開いたり閉じたりします。
ゲージアームは左右いずれかのみを使用します。 縦振れ測定ゲージは通常は下向きに折りたたんであり、使用するときだけ起こしてきます。 中央のドラム型つまみを回すことでアームを伸縮できます。
開閉式の支柱ホイールを支える支柱は軽量なアルミ製で、29インチサイズにも対応するよう十分な長さがあります。 左右の支柱は根本のピボットボルトを支点にして開閉する構造で、前輪用や後輪用、またロード用やMTB用など、さまざまなサイズのハブにも対応します(最大135mmまで)。
FCG-310 センターゲージセンターゲージとは、ホイールの左右から当てることでリムがきちんとハブの中心上にあるかどうかを測定する器具です。 FCG-310は使用しないときにはコンパクトに収納できるよう2つ折りにしたモデルで、27インチ/700cから18インチまで測定することができます(24インチのみ対応外)。 また最大140mmまでのワイドなハブにも対応します。 本体はアルミ製で錆びず、リムに当てる部分は樹脂製のため高価なカーボンリムにも傷を付けません。
NW-300 ニップルレンチニップルレンチは、リムとスポークとをつなぐニップルを回すための専用のツールです。
ニップルは内部にネジが切ってある筒状の部品であり、締め込むとリムはそちらに寄ってきます。
スペック |
製品コード | 4430-3321-00 |
対応ホイール径 | 29インチまで (下限はなし) |
ハブ幅対応サイズ | 85-135mm (それ以上開きますが使用はできません) |
折り畳み時寸法 | L 470 x W 220 x H 90 mm(FT-1)/ L 365 x W 45 x H 50 mm(FCG-310) |
カラー | 黒/シルバー/めっき |
重量 | 2.6kg(セット)/2.2kg(FT-1単品) |