アードベック トリー・バン19年 Batch5 2023 / Adbeg Taigh Bhan Batch5 19yo 46.2% 2023
アードベッグ・トリー・バン5バッチは、アードベッグによって蒸留所を出る最もトロピカルなドラムとアナウンスされている。
その理由は、このエディションで使用されたオロロソシェリーカスクのウイスキーの高い割合だけでなく、ボトリング中のほぼトロピカルな潮汐にも起因していると、アードベッグのホームページは得意なジョークでユーモラスに述べている。
2019年に最初のトリー・バンが発売されて以来、ウイスキーを作るためにエクスバーボンとオロロソシェリーカスクが使用されているが、その組成、そしてそれに伴う香りの表現は常に多少異なっている。
たとえば、バッチ 2 は主にファーストフィルバーボンカスクを特徴とし、アードベッグ トリー・バン バッチ 4 ではシェリーカスクのわずかに増加した割合について言及されていた。
バッチ 5 では、オロロソシェリーカスクに明確な焦点が当てられているようだ。
今年はアードベッグのマスターブレンダー兼ウイスキークリエーションの責任者であるギリアン・マクドナルドのイニシャルを示している。
毎年、アードベッグデーにはその年の特別なスローガンが作られる。今年は6月1日に設定されているアードベッグ・デイの限定ボトルは、ラムカスクフィニッシュの「アードベッグ ドラム(Ardbeg Drum)」
アルコール度数は46%で、2019年6月1日にIslayでArdbeg Dayが開催され、Ardbeg Drumが発売される。
これに先だって3月5日前もって解禁となった「コミッティーリリース・カスクストレングス52%」を提携リカーショップから取り寄せた。
1960年代と1970年代の伝説的なアードベッグのボトリングは、マネージャーとして在任期間中にIslay蒸留所で作られた蒸留方法を変えたHamish Scott氏へのトリビュート。
スコットは1964年9月にアイレーに到着する前、アバフェルディ 、 グレンオード 、 ベンリアック 、そして2つのグレーンウイスキー蒸留所で働き 、またガイアナのダイヤモンド蒸留所の経営者としてラム酒を製造していた。
そのHamish Scott氏へのトリビュートとして、バーボンカスクで熟成させた原酒をラムカスクでフィニッシュさせたとのこと。
カリブのスチールドラムがカリビィアンにとって非常に重要なので「ドラム」なのか、それともスコッチの”一杯くれ”のドラムなのか?とにかく - 今年のArdbeg Dayは昨年と同じくらいカラフル・・・・なにしろカリビアン・ラムがテーマなのだから。
そして毎年、実に悔しいことだが、Ardbeg Day Committeeリリースがクラブ会員だけに販売される。
どうやら3月6日に配送されるらしいが、コレクターとArdbegファンは52%ABVでそれらのArdbegドラムコミッティリリースを手に入れるためにパソコンに向かって躍起になっていることだろう。
それ故申し訳ないことにプレミアム値段になってしまうのだ。
日本のディアジオは何しているのか?
米国、欧州で全て売り切れでとなっている、Game of Thronesのボトルも売らないとは!!
かくして、現地でもいわゆるオークション系列で調達するしか無くその分高額とならざるを得ないことは実に残念。
この際、居直って
「やはり一杯は飲んでみたい方」向け!!
Ex バーボンカスクの後、米国産のラムカスクだと。