アードベック トリー・バン19年 Batch3 2021 / Adbeg Taigh Bhan Batch3 19yo 46.2% 2021
そして光の中に.....
アメリカ ンオークとオロロソシェリー樽で熟成された この19年もののウイスキーは、熟成したアードベッグの縮図である。
非常に人気があり収集可能なArdbegシリーズの一部である19Years Old Batch3は最新のインプレッション。
この崇高な3番目のバッチは、その前のボトルのように、IslayのTraighBhanビーチに触発されている。
Ardbeg Traigh Bhanは、その強烈なフレーバーの落ち着きとクレッシェンドのバランスをとって、不可能を巧みに実行している。
しかし、この珍しい熟成液体の背後にある物語は、それを本当に際立たせているものである…
アードベッグ倉庫の最果ての場所に留められたウイスキーは、世界的なパンデミック封鎖の真っ只中に瓶詰めされた蒸留所の歴史の中で唯一のスピリッツの1つである。
密室で何ヶ月も過ごしたこの前例のない瓶詰めは、今や暗闇から出て、光の中に入る準備ができた。
テキストブック的柑橘類とウッドスモークがノーズにあり、味わいはフルでパワフルで、トフィーのタフィーと甘いベーキングスパイスのノートがあり、すべてクラシックなピートスモークとほんの少しの海のスプレーで支えられている。
毎年、アードベッグデーにはその年の特別なスローガンが作られる。今年は6月1日に設定されているアードベッグ・デイの限定ボトルは、ラムカスクフィニッシュの「アードベッグ ドラム(Ardbeg Drum)」
アルコール度数は46%で、2019年6月1日にIslayでArdbeg Dayが開催され、Ardbeg Drumが発売される。
これに先だって3月5日前もって解禁となった「コミッティーリリース・カスクストレングス52%」を提携リカーショップから取り寄せた。
1960年代と1970年代の伝説的なアードベッグのボトリングは、マネージャーとして在任期間中にIslay蒸留所で作られた蒸留方法を変えたHamish Scott氏へのトリビュート。
スコットは1964年9月にアイレーに到着する前、アバフェルディ 、 グレンオード 、 ベンリアック 、そして2つのグレーンウイスキー蒸留所で働き 、またガイアナのダイヤモンド蒸留所の経営者としてラム酒を製造していた。
そのHamish Scott氏へのトリビュートとして、バーボンカスクで熟成させた原酒をラムカスクでフィニッシュさせたとのこと。
カリブのスチールドラムがカリビィアンにとって非常に重要なので「ドラム」なのか、それともスコッチの”一杯くれ”のドラムなのか?とにかく - 今年のArdbeg Dayは昨年と同じくらいカラフル・・・・なにしろカリビアン・ラムがテーマなのだから。
そして毎年、実に悔しいことだが、Ardbeg Day Committeeリリースがクラブ会員だけに販売される。
どうやら3月6日に配送されるらしいが、コレクターとArdbegファンは52%ABVでそれらのArdbegドラムコミッティリリースを手に入れるためにパソコンに向かって躍起になっていることだろう。
それ故申し訳ないことにプレミアム値段になってしまうのだ。
日本のディアジオは何しているのか?
米国、欧州で全て売り切れでとなっている、Game of Thronesのボトルも売らないとは!!
かくして、現地でもいわゆるオークション系列で調達するしか無くその分高額とならざるを得ないことは実に残念。
この際、居直って
「やはり一杯は飲んでみたい方」向け!!
Ex バーボンカスクの後、米国産のラムカスクだと。