STAX - SRM-500T(真空管方式・ドライバーユニット)【在庫有り即納】

ミドルクラス真空管ドライバー・ユニット

SRM-700シリーズのナンバリングの流れを汲む本作「SRM-500T」は、真空管式ドライバー・ユニット「SRM-006tS」の後継となるモデルです。初段にSTAXカスタムメイドのローノイズ DUAL FET、出力段に真空管を採用。STAXの真空管式ドライバー回路としてすでに完成の域に達した伝統の回路設計を踏襲しながら、電源の効率化を進め、さらなる音質向上を実現しました。
ミドルクラス真空管ドライバー・ユニット

一昨年に登場したSRM-700シリーズのナンバリングの流れを汲む本作「SRM-500T」は、真空管式ドライバー・ユニット「SRM-006tS」の後継となるモデルです。初段にSTAXカスタムメイドのローノイズ DUAL FET、出力段に真空管を採用。STAXの真空管式ドライバー回路としてすでに完成の域に達した伝統の回路設計を踏襲しながら、電源の効率化を進め、さらなる音質向上を実現しました。

特徴

SRM-500Tでは従来の高電圧回路用に加え、新たに低圧回路用の巻線を設けた新設計の電源トランスを採用しました。この低圧巻線を採用することによって電源の効率が良くなり、SRM-006tSなど従来の真空管式ドライバー・ユニットに比べて、省電力化と音質の向上を実現しました。

また、SRM-006tSに比して剛性をアップした新シャーシを採用。非磁性アルミを多用したハイブリッド構造とし、振動などの物理的な外来ノイズの影響をさらに抑制しました。入力系統はRCAとXLRの排他使用入力となります。STAX製品に共通するカスタムメイド二重軸4連ボリュームやRCA入力のパラレルアウト機能も従来機種同様に搭載。また採用される各種電子部品についても、音質、性能、環境への考慮も抜かりがありません。信号回路にカップリングコンデンサを一切使用しない完全DCアンプ構成も引き続き大きな特徴の一つです。

真空管回路の持つクリアでスルーレートの高いサウンドと温かみと広がりのある再現はそのままに、中低域の厚みをブラッシュアップ。アドバンスド・ラムダシリーズ(SR-L300/SR-L500 MK2/SR-L700 MK2)との組み合わせに新たな選択肢が登場しました。

仕様説明

形式初段FET+真空管出力段採用ハイブリッドDCアンプ構成・ドライバーユニット
使用真空管6FQ7/6CG7
周波数帯域DC〜90KHz (SR-L500 MK2 1台使用時)
増幅度60dB
高調波歪み率0.01%以下(1kHz/100Vr.m.s.出力時)
入力インピーダンス50kΩ(RCA),50kΩ×2(XLR)
最大出力電圧300Vr.m.s.(1KHz)
バイアス電圧DC580V
動作周囲温度 / 湿度0〜35℃/90%以下(但し結露しないこと)
入力RCA or XLR (排他使用)
出力RCAパラレルアウト端子
消費電力38W
外形寸法195(W)X102(H)X376(D)mm (ツマミなど突起物含む)
重量3.4kg