1899年からワインの醸造を開始した老舗ワイナリー。 社名の「蒼龍」は、中国の故事にある東西南北の守護神の一柱である「蒼龍」が幸運を呼ぶ神である言われることからそれにあやかって命名したもの。 全国的な知名度も高い蒼龍葡萄酒さん。 その名を一躍有名にしたのは蒼龍の無添加赤ワイン。全国のスーパーやコンビニなどでも売られていました。 2006年には冷凍果汁仕込みの甲州で「Japan wine challege」で最優秀日本ワイン賞を獲得。 近年では国産ワインコンクールにおいて、蒼龍葡萄酒さんが手掛ける「甲州」のワインが金賞受賞を重ねるなど、「甲州ワイン」の先頭をいく存在でもあります。 また、勝沼町を東西に流れる日川の左岸と右岸沿いに自社畑を所有しています。 圃場は、標高350メートル、砂礫質土壌からなる水はけのよい平地になり、甲州を始め、甲斐ノワール、シャルドネ、メルロ、プチ・ヴェルドが棚仕立てにより、栽培されています。 現在、第2圃場は、垣根式による黒葡萄品種の栽培にむけ、整地作業が行われているそうです。 アサンブラージュのメンバーでもある鈴木大三さんが造りだす「甲州ワイン」は今後も目が離せません。
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