[中国語繁体字] 高帰彦造像記

東魏武定元年(543)造像題記、1921年河北定県衆春園で出土。その書法は北朝造像記中よく見られる方筆と異なり粗削りで稚拙な造像題記とも異なる北朝書法作品中の珍しい書風で、元代大書家趙孟{兆頁}の書迹に相通じる部分が見られる。この題記は曽て民国時期に影印本があったが、その後出版されていない。今回帰園所蔵佳拓により影印、北朝書法学習の佳範本。巻頭に整拓(縮小)、各頁に釈文、巻末に全文釈文を付す。(繁体字縦組) 【叢書名】中国名碑精拓未刊本精選 【編著者】薛暁源,劉波主編 【出版社】 商務印書館 【出版年月】