[中国語繁体字] 魏元景造像碑

北魏太和23年(499)建立、遼寧義県県城西北萬佛堂摩崖造像石窟第5窟の南壁上にある。残存碑身部分高さ90cm〜140cm、幅100cm、残存字304字、正文22行、各行10〜19字不等。書法結体やや長形、北魏皇族墓誌の風格に似た「洛陽体」で隷楷過渡時期の独特な風貌がある。1921年周養庵(肇祥)が萬佛堂で発見、拓本流伝が始まり漸く知られるようになった。本書は梁啓超初拓本により精印、魏碑研究学習に重要な範本。各頁に釋文を付すほか巻末に全文釋文を付す。(繁体字縦組) 【叢書名】中国名碑精拓未刊本精選 【編著者】薛