【はじめに】より
神奈川県の中央を流れる相模川。ダイサギが急な流れの中に立っています。魚が来るのを待っているのでしょうか。
川を見ていたら海にも行きたくなりました。
千葉の三番瀬、広い干潟でひときわ目立つのはオオソリハシシギ。波打ち際をちょこちょこ歩いているのはミユビシギやハマシギ。コチドリは早足でかけていきます。干潟や海辺の探鳥は気持ちがいい。
そんな水辺の鳥たちもたくさん見てきましたが、昨年出した「かわいいとり撮りさんぽ」という本にはあまり載せていませんでした。野山の鳥にもまだ紹介したい鳥がたくさんいます。
そこで新たに前著の続編としてこれらの鳥を載せた本をつくることにました。
個性豊かな鳥たちがそれぞれの表情をみせてくれています。 ぜひみなさまもかわいらしい、あるいはたくましい姿に触れていただけたらと思います。
前著同様、日本鳥類目録第7版に沿って載せましたが、一部前後しています。
またそれぞれの写真には撮影地を、巻末には神奈川と関東周辺の主な探鳥地を載せていますので、参考にしてください。