ツアーからの要望で製作された、クラシカルな装いの派生シリーズ
プロ、アマチュアを問わず、続々と使用者を増やしているAi-ONEパターから、印象の異なる派生シリーズ、「Ai-ONE SILVERパター」が誕生です。
異なるのはカラーで、ステンレススチールのボディにはネイビーに代わって、昔ながらの美しいシルバーを纏っています。
このクラシカルな装いを好むツアープレーヤーは多く、彼らの望みを叶える形で製作されたモデルとなります。
もちろん、フェース面に搭載されているのは、ミスヒット時のボールスピード低減を抑制するAi-ONE・インサートで、AIがつくり出した、裏側の複雑な隆起を見ることのできるポリカーボネート製ウィンドウも採用。ソール前方のトウ・ヒールには、約15gずつのウェイトも設置されています。
ネイビーに代わって、シルバーカラーを採用
「Ai-ONE SILVERパター」は、Ai-ONEパターのステンレススチール製ボディに明るめのシルバーカラーを施したモデルです。
ツアーにおいては、クラシカルなシルバーカラーを望むプレーヤーも多く、その要望を受けて製作されたという経緯があります。
ブレードとツノ型を、それぞれ2機種ずつラインアップ
「Ai-ONE SILVERパター」に用意されたのは4機種で、スタンダードなブレードの「#1 CH」、幅の広いブレードの「DOUBLE WIDE DB」、そして、人気のツノ型にダブルベントネックを組み合わせた「#7 DB」とショートスラントネックを組み合わせた「#7 S」というラインアップです。
なお、すべてのモデルのトウ・ヒールに約15gずつのソールウェイトが搭載されており、「#1 CH」を除く3機種のアルミニウムソールプレートには、Ai-ONEパターのカラーであるネイビーも使用されています。
AI設計のインサートがボールスピードの低下を抑制
「Ai-ONE SILVERパター」では、Ai-ONEパター同様、インパクトする側の樹脂製部分の裏面に、AIが設計した複雑な隆起を持つアルミ製のパーツが重ねられたAi-ONE・インサートが搭載されています。
通常、トウやヒールに打点が1cmずれるとボールスピードが約20%ダウン(10mのパットで2mショート)するといわれるなか、このアルミ部分の隆起の効果により、ボールスピードの減少が約5%(10mのパットで50cmショート)に抑えられます。
また、樹脂製のフェース面には溝が刻まれていますが、これはホワイト・ホットインサートの打感、打音に近づけるための処理で、実際のフィーリングもホワイト・ホットインサートと同等のレベルに仕上がっています。
フェース裏側の形状が見えるウィンドウも設置
Ai-ONEパターでも採用されていたように、「Ai-ONE SILVERパター」においても、これまでのクラブやパターにはなかった、よりテクノロジーの違いを楽しむことのできる処理が導入されています。
透明なポリカーボネート製の窓が、「#1 CH」と「DOUBLEWIDE DB」ではバックフェースに、「#7 DB」「#7 S」ではソールの前方にそれぞれ設置されており、このウィンドウを通してインサート裏側に形成されたAI設計の複雑な隆起を見ることができます。
すべてスチールでつくられたSTROKE LAB 90シャフト
シャフトには、こちらもAi-ONEパター同様、STROKE LAB 90シャフトが採用されています。
すべてスチールでつくりながら、90g台の軽量さを実現しているもので、バット部は太めに設計。
トルクを低減することで、ストローク中のシャフトの無駄な動きを抑制するようになっています。
また手元側のシャフト内部には、カウンターウェイトも搭載。軽量なシャフトと組み合わせることで、パター全体の慣性モーメントを高めており、一貫性のある安定したストロークをプレーヤーにもたらします。
モデル | Ai-ONE SILVER / DOUBLE WIDE DB |
---|---|
ヘッド素材 | ステンレススチール、アルミニウムソールプレート、ポリカーボネート |
インサート | Ai-ONE・インサート |
ロフト角(°) | 3 |
ライ角(°) | 70 |
ネック | ダブルベント |
シャフト | STROKE LAB 90 スチール |
グリップ | Ai-ONE Pistol グリップ 約76g |
発売 | 2025年2月 |
|