はるゆたか小麦100%のストレート粉
8月初旬になると、はるゆたか小麦の穂はゴールドに輝きを放ち、収穫期に入ります。この時期の圃場には、北海道の壮大な大自然を感じられる絶景があります。(写真:富良野町のはるゆたか小麦)
従来の国産小麦は、主にうどん用として使用されてきましたが、国内で初めてパン用小麦粉として使用されたのが、はるゆたか小麦でした。しかし、気候変動などの影響により栽培が難しくなり、現在の生産量はわずか。それでも、はるゆたか小麦を継承をしてくださる農家さんのおかげで、貴重なはるゆたか小麦をいただくことができます。
パン用小麦といえば ”はるゆたか” 。北海道産小麦の代表格であり、今でも高い知名度を誇っています。豊かな香りと味わいをお楽しみください。
はるゆたか小麦ができるまで
はるゆたか小麦は「初冬薪き」と言われ、北海道の雪が降る直前に種を撒くという、少し特殊な農法です。北海道の厳しい冬に備え、実に糖を蓄えます。雪解けとともに発芽し、8月頃に収穫されます。
噛めば噛むほどに感じる”甘み”
食パンにすると、ふわっとしたやわらかいクラムに仕上がります。タンパク量はとても高いわけではありませんが、しっかりと膨らみ製パン性も高いです。噛めば噛むほど”甘み”が感じられるリーンなパンにおすすめです。