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セイロンシナモンとカシアシナモンの違い
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古代から使われてきた歴史を持っている、貴重なスパイスとして扱われていた「シナモン」。
今もお菓子やドリンクなどに利用されている認知度の高いスパイスです。
実はシナモンには2種類あるんです。
「セイロンシナモン」と「カシア」です。
2つともクスノキ科ニッケイ属に属し、紀元前前から使われていたスパイスと言われているんです。
・セイロンシナモン
シナモンと言えばセイロンシナモンを指すともいわれています。
見た目は明るい茶色をしていて、スティック状の商品は「外樹皮」または「コルク層」と呼ばれる一番外側の樹皮を取り除き、
「内樹皮」と呼ばれるうすい樹皮を何層にも重ねて丸めながら形を整え、乾燥させて作られています。手で崩せるほど柔らかく、
きめ細かく繊細という特徴を持ちます。
繊細さは香りにも表れています。温かみのあるほのかな甘い香りの中に柑橘系の香りがかすかに漂う品のある香りが特徴で、
「森のような香り」と形容されることもあるそうです。
そのため、調理の間に香りを失いやすいという性質も持ちます。
・カシア
チャイニーズシナモンと呼ばれることもあります。
中国、インド、ベトナム、インドネシアなどのアジアの幅広い地域で生産されており、セイロンシナモンより比較的安いとされています。
ちなみに、アメリアやイギリス、インドでシナモンの名称で流通している商品はほとんどがカシアらしいです。
見た目は明るい赤茶色、外樹皮を残したまま使われ、スティック状のものは肉厚で木のような質感を持ち、手では崩せないほどの硬さです。
香りも濃厚な甘さとスパイシーさが特徴です。
特徴を活かして使い分けることがオススメです!
繊細な香りを楽しむセイロンシナモンは、アップルパイやクッキー、紅茶やコーヒーなどのドリンク、シナモンジュガーとして使うのが好ましいです。
調理するときは濃厚な香りを持つ「カシア」が向いてます。肉料理、煮込み料理との相性は抜群です!カレーなどスパイシーさを活かしたインド料理にはピッタリです。