■はじめに。
私は、Eテレで「もしも性別スイッチがあったら」を見ました。
わたしは、「本当に、いるのかな?」と、思い、気になりました。なので、お父さんに本当にいるか、聞いてみました。
「いるよ」と、お父さんがいいました。
そう言われた自分はびっくり。
お父さんに「どんな人なの?」と聞きました。
「トランスジェンダーって言うんだよ。あってみたい?」と言われて、私は「うん」と言いました。
そして、私は2人の方にお話を聞かせてもらいました。
2人とも、女の子で生まれたけど心は男の子だった。今は男の人として生きています。
そこで、私は、きづいたことや、わかったことを、本にまとめました。
<第1章>
トランスジェンダーについて
一般的に言われているトランスジェンダーについて、ういが知った知識をまとめました。
また「くまのトーマスはおんなのこ」(発行:ポット出版)を読んだ感想を添えています。
<第2章>
トランスジェンダーの人、二人にインタビューをしました
1. 佐藤さん(仮称)
2. 杉山さん
<第3章>
知っているだけで、かんきょうがかわる
インタビューをしてみて、思ったことわかったことを、まとめました。
ふつうは、人それぞれで、いろんなかたちにかわることば。ひとそれぞれにふつうのかたちがかわる。ちがう、ってこと。
周りにいる違いによって、苦しい中でも、そのいい思い出も作れることがある。
■著者 うい
2010年生まれ。三姉妹の長女。現在、小学4年生。
「当事者意識」をコンセプトに、あなたのことも私のことと考えられる子、一人称が常に「we(私たち)」になるように命名。2018年9月に「しょうがっこうがだいすき」を自費出版し、2019年4月に学研プラスから絵本化(絵・えがしらみちこさん)。2020年11月には絵本が中国でも出版される。「しょうがっこうがだいすき」は、累計発行部数10万部を突破している(2021年3月7日現在)。
第1作目「しょうがっこうがだいすき」と、
父の本【20代に伝えたい50のこと】もあわせて、どうぞご一読ください。