【成分】1日分(1袋分)
当帰(トウキ)・・・・・・4.0g
芍薬(シャクヤク)・・・・3.0g
川キュウ(センキュウ)・・3.0g
黄ゴン(オウゴン)・・・・3.0g
山梔子(サンシシ)・・・・2.0g
黄連(オウレン)・・・・・1.5g
黄柏(オウバク)・・・・・1.5g
地黄(ジオウ)・・・・・・4.0g
【漢方専門薬剤師からの注意点】温清飲(うんせいいん)は皮膚の乾燥を治す「四物湯(しもつとう)」と熱感や炎症を静める「黄連解毒湯(おうれんげどくとう)」を合わせた漢方薬です。
温清飲(うんせいいん)をアトピー性皮膚炎や湿疹などの皮膚病に用いる場合の特徴は患部が乾燥して赤味を帯び、熱感があり、かゆみがひどく、ひっかくと粉がこぼれるようなもので、季節的には季節の変わり目や秋、冬に増悪するものが特徴です。
貧血気味の方のアトピー性皮膚炎などはこのタイプの方が比較的に多いです。
生理不順や更年期障害、神経症などの血の道症に使用する場合、冷え症はなく乾燥肌で顔が赤くのぼせやすいのが特徴です。
のぼせに使用する漢方薬は他にも
「人参当芍散(にんじんとうしゃくさん)」や「苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)」、「加味逍遥散(かみしょうようさん)」、
「抑肝散(よくかんさん)」、「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」、「桃核承気湯(とうかくじょうきとう)」、「黄連解毒湯(おうれんげどくとう)」など体力や体質に応じてさまざまあります。
詳しくはカテゴリの「のぼせ(赤ら顔)」をご参照下さい。
〓使用上の注意〓
次の人は服用しないでください。 生後3 ヵ月未満の乳児
相談すること
1. 次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
1)医師の治療を受けている人
2)妊婦又は妊娠していると思われる人
3)胃腸が弱く下痢しやすい人
2. 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
関係部位症状 消化器 食欲不振、胃部不快感
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
症状の名称症状 間質性肺炎 階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
肝機能障害発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
3. 服用後、次の症状があらわれることがありますので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。 下痢
4. 1 ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。