▼甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)の服用方法一覧▼


【注意】
生後3ヶ月未満の乳児は服用しないで下さい。【漢方専門薬剤師からの注意点】甘麦大棗湯はなつめ、小麦、甘草という身近な生薬から構成されており、甘くて乳幼児でも飲み易い漢方薬です。
甘麦大棗湯は疳の虫(かんの虫)と言われるような興奮状態や夜泣き、失神などに使用します。
疳(肝)の虫といわれるような興奮状態が起こりやすい子供を肝の気が虚していると東洋医学では考えます。
甘麦大棗湯は心気を養うと共に肝気の虚も補うもので、継続して服用されるといいと思います。
添付文書による服用方法では1日3回服用と記載してありますが、寝る前の1回だけの服用や、夜泣きがひどい時にだけ頓服的に服用しても大丈夫です。
甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)
【製造元】赤尾漢方薬局
【内容量】30日分(30袋)
【効能・効果】
体力中等度以下で神経過敏で驚きやすいものの次の症状:不眠症、夜泣き、ひきつけ
乳幼児の夜泣き、ひきつけ
【服用方法】
1日分(1袋)を袋のまま水 約600cc に入れ半量まで、とろ火にて、約40〜50分程かけて煎じ、1日3回、食前(30分以前)又は、食間(食後2.3時間)に温めて服用してください。
煎じた後の袋は必ず、よく絞って捨ててください。
食前(30分以前)又は、食間(食後2.3時間)に服用して下さい。
※お腹の空いているときに服用していただくのが効果的です。
【成分・分量】1日分(1袋分)
甘草(カンゾウ)・・・・・5.0g
小麦(ショウバク)・・・・20.0g
大棗(タイソウ)・・・・・6.0g
〓使用上の注意〓
本剤は小児用ですが、甘麦大棗湯として定められた一般的な注意事項を記載しています。
してはいけないこと
次の人は服用しないでください。 生後3 ヵ月未満の乳児
相談すること
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
1)医師の治療を受けている人
2)妊婦又は妊娠していると思われる人
3)高齢者
4)次の症状のある人 むくみ
5)次の診断を受けた人 高血圧、心臓病、腎臓病
2.服用後、まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。
その場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師の診療を受けてください。
症状の名称:偽アルドステロン症、ミオパチー
症状:手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
3. 1 週間位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
4.長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。