【用法及び用量】
次の1回量を1日3回食前又は食間に服用すること。
年 令 1 回 量
大人(15才以上) 1包
7才〜14才 2/3包
4才〜 6才 1/2包
4才未満 服用しないこと
小児に服用させる場合には,保護者の指導監督のもとに服用させること。
〔用法・用量に関連する注意〕
小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
【漢方専門薬剤師からの注意点】大柴胡湯(だいさいことう)を使用するタイプの人はがっしりした体格の人で、声が大きく、癇癪を起こしやすい傾向があります。
ラグビー選手のようながっしりした体格の人が、運動をやめて肥満や高血圧、肩こり、頭痛などになった場合に使用します。
大柴胡湯を用いる人は、筋肉質で暑がりの人が多く、良くいえば丈夫な人です。
しかし、運動不足やストレスなどが続くと過剰なエネルギーが代謝しきれずに高血圧やイライラ、のぼせ、湿疹などの症状として出ます。その過剰なエネルギーの代謝を促し熱を鎮めるのが、大柴胡湯です。
〓使用上の注意〓
してはいけないこと
1.次の人は服用しないでください。 生後3 ヵ月未満の乳児
2.本剤を服用している間は、次の医薬品を服用しないでください。 他の瀉下薬(下剤)
3.授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください。
相談すること
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
1)医師の治療を受けている人
2)妊婦又は妊娠していると思われる人
3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)
4)胃腸が弱く下痢しやすい人
5)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
関係部位 症状
皮膚 発疹・発赤、かゆみ
消化器 吐き気・嘔吐、食欲不振、胃部不快感
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
症状の名称 症状
肝機能障害 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
間質性肺炎 階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
3.服用後、次の症状があらわれることがありますので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。下痢
4. 1 ヵ月位(常習便秘、高血圧や肥満に伴う便秘に服用する場合には5 〜 6 日間)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
● 保管及び取扱い上の注意 ●
1)直射日光の当たらない、湿気の少ない涼しい所に保管してください。
2)小児の手の届かない所に保管してください。
3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり、品質が変わることがあります。)
4)本剤は天然物を成分としていますので、製品により若干色調が異なることがありますが、効果には変わりありません。
5)分包剤で1 包を分割した残りを使用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2 日以内に使用してください。
6)使用期限を過ぎた製品は服用しないでください。