スクレアフロアブル 250ml

●菌核病に優れた効果を示し、他の菌核剤との体系処理が有効です。
●なしでは、既存ストロビルリンに比較して薬害リスクが低く*1開花期の黒星病防除に有効です。(DMI剤との体系処理により赤星病も防除可能です。)
ももでは、果実肥大期から収穫までの灰星病とホモプシス腐敗病の同時防除基幹剤として活用できます。
●既存ストロビルリン剤よりも薬害リスクが低く使いやすい薬剤です。収穫前日(茶は摘採3日前)まで使用することができるため、収穫期間の長い果菜類はもちろん、葉菜や果樹においても収穫時期が迫った周辺作物へのドリフト懸念が小さい薬剤です。(農薬登録のない作物へのドリフトには十分ご注意ください。)
特 長
■登録番号:第23701号
■種類名:マンデストロビン水和剤
■有効成分:マンデストロビン・・・40.0%
■性状:類白色水和性粘稠懸濁液体
■包装:250ml
  1. 菌核病に優れた効果を示し、他の菌核剤との体系処理が有効です。 
  2. なしでは、既存ストロビルリンに比較して薬害リスクが低く開花期の黒星病防除に有効です。(DMI剤との体系処理により赤星病も防除可能です。) ももでは、果実肥大期から収穫までの灰星病とホモプシス腐敗病の同時防除基幹剤として活用できます。 
  3. 既存Qol剤よりも薬害リスクが低く使いやすい薬剤です。収穫前日(茶は摘採3日前)まで使用することができるため、収穫期間の長い果菜類はもちろん、葉菜や果樹においても収穫時期が迫った周辺作物へのドリフト懸念が小さい薬剤です。(農薬登録のない作物へのドリフトには十分ご注意ください。)
適用作物及び使用方法
作物名 適用病害名 希釈倍数 使用液量 使用時期 使用回数
キャベツ 菌核病 2000倍 100〜300L/10a 収穫前日まで 3回以内
非結球あぶらな科葉菜類 炭疽病
レタス 菌核病
非結球レタス 菌核病
きゅうり 菌核病
炭疽病
すいか 菌核病
メロン 菌核病
トマト 菌核病
斑点病
ミニトマト 菌核病
斑点病
なす 褐紋病
菌核病
フザリウム立枯病
小粒核果類 黒星病 2000〜3000倍 200〜700L/10a
おうとう 灰星病
幼果菌核病
ネクタリン ホモプシス腐敗病
灰星病
黒星病
ぶどう うどんこ病
黒とう病
晩腐病
だいず 菌核病
紫斑病
炭疽病
灰色かび病
2000倍 100〜300L/10a
豆類(未成熟) 菌核病
炭疽病
灰色かび病
豆類(種実、ただし、
だいず、らっかせいを除く)
菌核病
炭疽病
灰色かび病
かき うどんこ病
炭疽病
落葉病
2000〜3000倍 200〜700L/10a
なし うどんこ病
黒星病
輪紋病
もも 黒星病
灰星病
ホモプシス腐敗病
りんご うどんこ病
モニリア病
3000倍 200〜700L/10a
黒星病
輪紋病
2000〜3000倍
もち病
網もち病
新梢枯死症
炭疽病
網もち病
輪斑病
2000倍 200〜400L/10a 摘採3日前まで

適用作物・適用害虫名及び使用方法については、メーカーサイト住友化学 をご覧下さい。
効果・薬害などの注意
  • 使用前に容器をよく振って下さい。
  • 散布液調製後はそのまま放置せず、できるだけ速やかに散布して下さい。
  • 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態および散布方法に合わせて調製して下さい。
  • ぶどうに使用する場合、果粉の溶脱を生じるおそれがあるので注意して下さい。
  • なしに使用する場合、花弁の焼け、葉への褐点発生等の薬害を生じるおそれがあるので、次の点に注意して下さい。
    • 開花期に使用する場合は、展着剤を加用しないで下さい。
    • 他の薬剤を混用する場合や展着剤を加用する場合は、事前に薬害の有無を十分に確認してから使用して下さい。
    • 気象条件等により散布時や散布後に湿度が高く、薬液が長時間乾かなかった場合は、薬害が生じやすいので、使用しないで下さい。
    • 施設栽培、トンネル栽培、雨除け栽培などの多湿になりやすい条件下では薬液が乾きにくいおそれがあるため、注意して使用して下さい。
  • 適用作物群に属する作物またはその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用して下さい。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。