畑地用土壌処理除草剤 日産ラッソー乳剤 500ml

適用作物名:
なし・ぶどう・とうもろこし・飼料用とうもろこし・はとむぎ・かんしょ・ばれいしょ・だいず・らっかせい・えだまめ・いんげんまめ・キャベツ・ブロッコリー・はくさい・ほうれんそう・だいこん・かぶ・のざわな・こまつな・いちご・てんさい・さとうきび・ソルガム・桑・たばこ

*当店の農薬販売関連許可証は、以下をご覧下さい。
静岡県農薬販売業者の証:受理番号「沼津第11号」 (農薬取締法第8条規定)
特 長
■登録番号:第10778号
■種類名:アラクロール乳剤
■有効成分:アラクロール・・・43.0%
■性状:暗赤紫色可乳化油状液体
■包装:500ml
  • 雑草発生前の土壌処理により、畑地一年生雑草、特にイネ科雑草に効果を示します。
    • 畑地の一年生雑草、特に、ノビエ、メヒシバ、スズメノカタビラ、スズメノテッポウなどのイネ科雑草に高い効果を発揮します。
    • 一方シロザや、タデなどの広葉雑草には効果が十分でない場合があります。
  • 野菜、とうもろこし、豆類、いちごなど広範囲の作物に使用できます。
    • 薬剤の成分が土壌の表面に安定した処理層を形成し、45〜60日間にわたり 雑草の発生を抑えます。
使用上の注意事項
●一般的注意事項(共通)
  • 本剤は、雑草の発芽後ではほとんど効果がないので、雑草の発生前に散布してください。
  • タデ科、アカザ科などの広葉雑草には効果が劣るのでイネ科雑草優占圃場で使用してください。
  • 発芽直後のきゅうり及びねぎに対しては、薬害を生ずるおそれがあるので、付近にこれらの作物がある場合は薬液が飛散してからかからないよう十分注意して散布してください。
  • はくさい、ほうれんそう、だいこん、かぶ、のざわなでは薬害を生ずるおそれがあるので砂質土壌での使用はさけてください。
  • 有機物を多く含む土壌や粘土質では、効果が劣る場合があるので、所定範囲の高薬量で使用することが望ましい。
  • こまつなに使用する場合
    • 砂質土壌では薬害を生ずるおそれがあるので使用はさけてください。
    • 播種時の覆土は1〜2cmとしてください。
    • 薬剤処理は土壌表面が乾いた状態で行なってください。
    • 薬剤散布後の過剰の灌水はさけてください。
  • いちごに使用する場合
    • 親株床では植付後およびランナー発生時の2回、また本圃では定植後およびマルチ前の2回散布し、体系で処理すると有効です。
    • 本圃では、なるべく株に薬液がかからないように注意し、暖地では株間処理した方が安全です。
    • 半促成栽培では、株間処理をしてください。
  • いんげんまめに使用する場合、金時類(白金時類は除く)、中長うずら類にのみ使用してください。
  • たばこに使用する場合
    • 改良畦面被覆栽培では薬害を生ずるおそれがあるので使用をさけ、無被覆栽培、普通畦面被覆栽培では定植前10〜20日(畦面被覆の場合は被覆の前)に処理してください。
    • 本剤の処理によって初期生育が抑制されることがあるので、処理後定植までの日数は所定範囲でなるべく長くとるようにしてください。
  • さとうきびに使用する場合、ツノアイアシには効果が劣ります。
  • ソルガムに使用する場合
    • 砂質土壌では薬害を生ずるおそれがあるので使用はさけてください。
    • 播種時の覆土は3cm以上としてください。また散播では使用しないでください。
    • 薬剤処理は土壌表面が乾いた状態で行ってください。
    • 激しい降雨の予想される場合は使用しないでください。
    • ソルガムは品種が多く薬剤に対する品種間差もあるため、使用の際は必ず病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
  • はとむぎに使用する場合
    • 砂質土壌や有機物の少ない土壌、過湿な土壌では薬害を生ずるおそれがあるので使用はさけてください。
    • 播種時の覆土は3cm以上としてください。
    • 薬剤処理は土壌表面が乾いた状態で行なってください。
    • 激しい降雨の予想される場合は使用しないでください。
  • 本剤は自動車などに散布液がかかると変色するおそれがあるので、散布液がかからないように注意してください。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
  • 本剤の散布や調製に使用した器具類は、使用後水で十分洗浄してください。

    【安全使用上の注意事項】
    1. 誤飲などのないように注意してください。
    2. 万一誤って飲み込んだ場合には、吐き出させないで、安静にして直ちに医師の手当てを受けさせてください。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には安静にして直ちに医師の手当てを受けてください。
    3. 原液は眼に対して強い刺激性があるので、散布液調製時には保護眼鏡を着用して薬剤が眼に入らないように注意してください。眼に入った場合には直ちに十分に水洗し、眼科医の手当てを受けてください。
    4. 本剤は皮膚に対して刺激性があるので、皮膚に付着しないように注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
    5. 散布の際は防護マスク、不浸透性手袋、不浸透性防除衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換してください。
    6. 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
    7. かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。

    魚毒性…水産動植物(藻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。