1935年 | 東京都麹町に生まれる。 |
1958〜 64年 | 「集団・版」の結成に参加する。 |
1959年 | 多摩美術大学絵画科を卒業する。 |
1969年 | 個展の際、カルピスの商標である黒人の扮装で画廊に座り、自分自身を作品として出品する。 キリコ、モランディ等形而上絵画に大きく触発される。 |
1971年 | 現代日本美術展、芸術生活画廊コンクール展で各コンクール賞を受賞する。 |
1972年 | ジャパンアートフェスティバルでニクソン、周恩来の顔を椅子と蒲団に刷り込んだ作品「会談」で大賞を受賞する。 ポルノ写真を使ったポスター作品が猥褻物として摘発され18日間拘留されるが容疑を否認する。 田中角栄と周恩来の顔を一万個のさざれ石に刷り、個展終了後、川に返すイヴェント「石の版画」を行う。 |
1973年 | サンパウロビエンナーレに現代アートの絵画「200個のキャベツ」を出品する。 10人の作家による「点展」で自宅北側の外壁を黄色く塗り、黄色い蒲団を毎日干す作業を続け作品としたが、一週間後県庁から中止を命ぜられる。 ミニコミ紙に掲載した映像作品が猥褻文章として摘発押収される。 |
1974年 | クラコウ国際版画ビエンナーレで現代アートの作品「オモテとウラ」が第2席を受賞する。 東京国際版画ビエンナーレで現代アートの作品「シーツとふとん」が長岡現代美術館賞を受賞する。 |
1975年 | 島州一オリジナル版画集「女の部屋」がシロタ画廊から出版される。 関根伸夫と共に日本縦断展 「クロスカントリー7500km」を開催し全国30数ケ所を回る。 |
1976〜 77年 | 自宅前で地面に泥の版画を刷る。 以後新聞紙、画廊床、カーペットにも刷る。 |
1977年 | 「今日の美術 '77見えること」の構造展に現代アートの絵画を出品する。(西武美術館)。 「現代美術の鳥瞰展」に現代アートの絵画を出品する。(京都国立近代美術館) |
1978年 | 「島州一作品集1970-1977」が現代創美社から出版される。 |
1980年 | カナダ国際版画ドローイングビエンナーレに現代アートの作品を出品する。 |
1980〜 81年 | 文化庁芸術家在外研修生として欧米に留学する。 |
1981年 | 舞踏家・田中泯らと共にパリセーヌ川にてパフォーマンス「アクションペニッシュ」を行う。 |
1982年 | シドニービエンナーレに現代アートの作品「Finger Printの壁」を出品する。 |
1985年 | 和歌山版画ビエンナーレで現代アートの作品「Construction of Finger Prints」が優秀賞を受賞する。 |
1986年 | 「東京のピノッキオ」をタイトルに空間を行為で具体化する。(西武百貨店スタジオ200) |
1987年 | 個展「アナログとデジタルの変換」でオブジェ、インスタレーション、本、ビデオ、レクチャーを総合した多種メディア表現を行う。 自らの表現行為をモドキレーションと命名する。 |
1989年 | 制作委託による開館記念展(広島市現代美術館)に現代アートの絵画「TRACE HIROSHIMA 1988」を出品する。 |
1991年 | 招聘による公開制作で現代アートの絵画「影の梱包−ピアノ」を制作する。(町田市立国際版画美術館) ソウル国際版画ビエンナーレに現代アートの作品を出品する。 |
1995〜 97年 | 玉川高島屋S・C南館プラザアートウォールに「言語の誕生」シリーズを常設展示する。 |
1996年 | 玉川高島屋S・C西館アレーナホールで現代アートの絵画の個展「言語の誕生シリーズ」を開催する。 |
2005年 | 「武蔵野美術大学研究紀要2004-35」に言語と絵画の構造を同一化させた自らの絵画論『言語の誕生』を寄稿する。 |
2006年 | 浅間山をモチーフにした現代アートの版画「ASAMAシリーズ」が始まる。 |
2007年 | 「Tracing-Shirtシリーズ」が始まる。 |
2011年 | 島州一展『原寸の美学』を開催する。(市立小諸高原美術館) |
2012年 | カミーユ・ピサロと印象派 関連イヴェント「対談:ピサロと影の表現」島州一×有木宏二が開催される。(宇都宮美術館) |
2014年 | 現代アートの絵画の個展「1974 戦後日本美術の転換点」が開催される。(群馬県立近代美術館) |
2016年 | 現代アートの絵画の個展「島州一 世界の変換と再構築」が開催される。(埼玉県立近代美術館) |
2018年 | 急性骨髄性白血病のため死去する。 享年82歳。 |
| 70年代はBゼミスクールで造形的表現行為のゼミを持ち、80年代は東京芸術大学で版画の、2000年代は武蔵野美術大学にて油絵の非常勤講師を勤める。 美術館での講習、講演の経験も多く持つ。 現代アートの絵画や版画作品は国内外の多くの美術館に収蔵されている。 |
作品収蔵 | |
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