島州一(しまくにいち) プロフィール
1953年 | 東京都に生まれる。 |
1958年 | 「集団・版」の結成に参加し、翌年多摩美術大学絵画科を卒業する。 「集団・版」のグループ展、 現代日本美術展に絵画の発表を続ける。 |
1971年 | 現代日本美術展でコンクール賞、ジャパン・アート・フェスティバルで大賞、以後もクラコウ国際版画ビエンナーレ展や東京国際版画ビエンナーレ展など、国内外の版画展に多数作品を出品し賞を得る。 |
1975年 | 関根伸夫と日本縦断展を全国30ヵ所で行う。 |
島州一の絵画の作品には黄色に塗装した団地の外壁に黄色い布団を干したり、河原の石1万個に印刷し再び川に返す、また地面や新聞紙に泥の版画を刷るなど日常的な物質による表現と物質そのものの関係を探るもの、映像の物質性や版画の可能性を探るものが多い。 それによって内面的な「個」と普遍性(世界)とのつながりを見出そうとしている。 |