抽象画 絵画 現代アート リトグラフ 版画 坂本善三 「構成87」 額付き

●画家名:坂本善三
●作品名:構成87
●絵のサイズ:W44,5×H32cm
●額装サイズ:W66×H55,5cm
●版画の技法:リトグラフ
●サイン:作家直筆鉛筆サイン
●納期:14日 額に小傷がありますので新品額に交換してお届けいたします。

坂本善三さんがリトグラフの版画で制作した抽象画「構成87」は、1987年坂本善三さんが亡くなられた年に制作されたリトグラフの版画です。

坂本善三さんらしい和のテイストが入った素晴らしい抽象画です。

以前に一度、お客様の新築の別荘の和室に、この抽象画を取り付けに行ったことがありますが、お部屋の雰囲気ががらりと変わるほどの存在感を感じたことをよく憶えています。

素晴らしい絵は、時間や国境、人種でさえ軽々と超えてしまう凄さを持っていると感じました。

制作されてからかなり時間が経過していますが、保存状態は完璧です。

坂本善三さんの抽象画がお好きな方や、コレクターにはぜひお薦めしたい逸品です。

坂本善三 プロフィール


1911年3月15日、熊本県北小国村(現小国町)に生まれる。
1929年旧制大津中学校卒業後上京、本郷絵画研究所、帝国美術学校(現武蔵野美術学校)で油絵の絵画を学ぶ。
1935年入隊する。
以後召集と除隊を繰り返しながら油絵の絵画を制作する。
1945年終戦を機に帰熊する。
阿蘇坊中に住み油絵の絵画の制作を再開する。
1947年海老原喜之助に師事する。
油絵の絵画により独立賞を受賞する。
1949年独立美術協会会員に推挙される。
1957年渡欧。
パリにて油絵の絵画の制作活動を行う。
この頃から油絵の絵画の画面の単純化が始まる。
1959年帰国。
油絵の絵画の作風は日本の風土や生活にねざした抽象絵画へと変化する。
1968年第9回日本国際美術展招待出品作の油絵の絵画「連帯」を文部省が買い上げる。(現在東京国立近代美術館所蔵)
1973年熊本県美術家連盟会長に就任する。
1977年油絵の絵画により第12回熊本県文化懇話会賞を受賞する。
油絵の絵画により第1回長谷川仁記念賞を受賞する。
1981年熊本市新庁舎の壁画、緞帳を制作する。
1985年熊本県立美術館にて「坂本善三展」が開催される。
1986年FIEST展(パリ)でリトグラフの版画「構成80」が専門家賞(PrixProfessionnel)を受賞する。
1987年10月14日、熊本市江南病院で死去。(享年76歳)
遺族より油絵の絵画の大作を中心に遺品など70数点が小国町に寄贈される。
1995年小国町に坂本善三美術館が開館する。