日本画家・中島千波さんがシルクスクリーンの版画で制作した和の桜の絵画「般若院枝垂桜絢爛(はんにゃいんしだれざくらけんらん)」は、2005年に制作された和の桜の絵です。
この桜の絵のシルクスクリーンの版画は「K.T.M.Printers」という工房で、レギュラーエディション200部と僅かな数のEA(作家保存版)とHC(非売品)が制作されました。
40版41色42度刷りで、「いづみ」という用紙に刷られています。
本作品は、僅かな数が刷られたHC(非売品)のバージョンです。
この桜の絵画のモチーフになった枝垂桜は、茨城県龍ケ崎市根町にある天台宗般若院の本堂裏手に立つ樹齢500年、樹高約10m、目通り幹囲約5m、枝張り東西約15m・南北約22mの巨木です。
茨城県の天然記念物にも指定されていて、江戸彼岸桜という品種の枝垂桜です。
この和の桜の絵画は制作されてから19年ほど経過していますが、シミや焼け、浪打、色落ちなど一切ない完璧な保存状態です。
ちなみに額は新品です。
中島千波さんらしい豪華で美しい和の桜の絵画です。
中島千波 プロフィール
1945年 | 長野県、小布施に生まれる。
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1969年 | 東京芸術大学美術学部・日本画科を卒業する。
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1971年 | 東京芸術大学大学院を修了する。
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1979年 | 山種美術館賞展で日本画の絵画により優秀賞を受賞する。
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1992年 | おぶせミュージアム・中島千波美術館が開館する。
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2000年 | 東京芸術大学美術学部・教授に就任する。
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2004年 | 成田山東京別院深川不動尊の仏殿に約200畳大の天井画を完成させる。
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2009年 | 大三島西向山万福寺の障壁画「春輝枝垂れ桜」が完成する。
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