科目:ヤシ科ココヤシ属の単子葉植物の果実
日本名:ココヤシ
学名:Cocos nucifera L
英語名:coconut
別名ココナツ、椰子の実
ココナッツの白い部分を粉末状(パウダー)にしたタイプ。
ポリネシアから熱帯アジアが原産とされ、主に熱帯地方で栽培されます。
ココナッツがよく使われているフィリピンや東南アジアでは、アルツハイマーの発症率が低く、
ココナッツオイルが効果があるとする説もあります。
果実は、厚い殻の中に固形胚乳があり、中心近くには液状胚乳が入っています。
液状胚乳はそのままジュースとして飲むことができ、これをココナッツミルクと呼ぶこともあります。
固形胚乳を削り取り、乾燥させたものをコプラと呼び、ココナッツオイルの原料になるほか、
ナタ・デ・ココもココナッツでできています。
また、ココナッツオイルには白く固まる性質があり、湯煎などで溶かしていただくと、通常のオイルに戻ります。
【使い方】
南国の植物であることから、熱帯料理によく使用されます。
ココナッツミルクは、タイカレーにはほとんどと言っていいほど入っています。
グリーンカレー、レッドカレーにはもちろん、トムカーガイという鶏をココナッツミルクで煮込んだスープにも使われています。
特に魚介類のカレーと相性が良く、インドカレーにも使われています。
パウダー状のものは、牛乳や水で戻してココナッツミルクとして楽しめるほか、お菓子や料理に気軽に使うことができます。
料理のほか、ピニャコラーダというカクテルは、ラムベースに、パイナップルジュースとココナッツミルクをシェイクしたもの。
※ココナッツミルクパウダー60gに対しぬるま湯約150ccで、約200ccのココナッツミルクができます。
濃度は用途やお好みによって調整してください。