
神秘の国、淡路島
オノコロの地に降臨した<いざなぎ・いざなみの神>が最初に創造した国。
それが<淡路島>です。 ※古事記より
事実、この神秘の国<淡路島>からは、縄文時代や弥生時代そして古代の遺跡が多く発見されています。
金剛無双の淡路鬼面
神秘の国<淡路島>から生まれたのが、唯一無二の<淡路鬼面>です。
古来より、鬼瓦の一種である<淡路鬼面>は、金剛無双の迫力で屋蓋に鎮座し、あらゆる邪気や厄災から人々を守護してきたとされています。
無論科学的な証明はございませんが、八百万の神を大切に崇めてきた我々日本人にとっては至極腑に落ちるお話ではないでしょうか。
希少鬼師が生み出す淡路鬼面
淡路鬼面を生み出すのは、今では希少となった<鬼師>と呼ばれる匠の職人です。
土を知り、技を操り、炎から力を賜る。
設計から乾燥を含め、鬼面の完成までには長い時間と多大な労力が費やされます。
科学も認める淡路鬼面
淡路鬼面の美しい銀光と質感を醸し出すのが<いぶし>と呼ばれる工程です。
いぶしの工程を経て燻化することで、淡路鬼面の表面にはナノサイズの炭素膜が形成されます。
この整然と並んだ炭素膜は見た目の美しさを形成するだけではなく、放射光を使った経年実験では、太陽光や雨風などへの耐久性、酸性雨やアルカリ物質などの化学物質への耐久性、退色や変色への耐久性の高さが証明されています。
淡路鬼面は淡路島を形成する約200万年前の地層の土で作られます。
そして最高温度が約1000度にもなる超高温で丸一日かけて焼成するため、耐火耐熱性に優れているのはもちろんのこと、淡路島の土は最も良質の炭素膜が形成される焼成温度と素地が最も硬化する焼成温度が奇跡的にも完全一致するため、屋根材に課せられたJIS規格値よりも遥かに高い強度を誇っております。
そのため、変形・溶解を起こさず、有毒なガスも発生致しません。
芸術作品へと昇華する淡路瓦
淡路鬼面ならびに淡路瓦は、その美しさや耐久性が広く認められ、今では屋蓋だけではなくさまざまな建材としても使われております。
数え上げればキリがありませんが、有名どころをいくつかご紹介します。
・スターバックスコーヒー(淡路島SA下り) 居心地の良い空間を最も大切にするのが世界的にも有名なスターバックスコーヒー。淡路1号店のエントランスならびに内外装の壁面には、現代アートを彷彿させる凹凸の淡路瓦が使用されています。いぶし銀に輝く「STARBUCKS COFFEE」の文字がめちゃめちゃかっこいいです。
・淡路夢舞台(淡路市) 巨匠、安藤忠雄氏が手掛けた芸術的建造物。人類と自然の共存をテーマに、斜面を重層的に使った景観に心が躍ります。
・鬼の回廊(京都府福知山市) 美鬼酒呑童子の伝説で有名な大江山に建設された鬼瓦公園内、鬼の回廊鬼屋根でも淡路瓦が大活躍。鬼の回廊鬼屋根内には鬼師達が入魂した72個の鬼面が守護神として鎮座。他にも、鬼をモチーフにデザインされた作品が多数展示されており、まさに鬼好きにはたまらない場所です。


