別染男角帯 三升・二本独鈷・吉原つなぎ・籠目・孝行縞 146-ty63291 ty63292 ty63293 ty63294

男物の別染角帯の品質:綿100%
サイズ:巾約8cm・長さ約375cm

※帯以外の、手持ちの撮影小物・浴衣・下駄などの小物はついておりません※
※お客様がお使いのパソコン環境、モニターの設定によっては色が違って見える場合もございます。あらかじめご了承ください※

●旧品番●
 三升 二本独鈷・茶:51621、71621、23281、63291
 三升 二本独鈷・黒:51622、71622、23282、63292
 吉原つなぎ 籠目・黒:51623、71623、23283、63293
 吉原つなぎ 孝行縞・濃紺:51624、71624、23284、63294

【三升柄】
 大中小の四角い3つの升形を、重ね入れたように見える様子を図案化した柄です。
 歌舞伎の市川團十郎家、成田屋の定紋として使われており、
 「暫」を始めとする歌舞伎十八番の衣裳には、三升紋があしらわれております。
 また、発音の「マス」が「増す」に通じるため、おめでたい柄として親しまれており、
 「舞台を三升(みます)」「升々半升(益々繁盛)」などの意味が込められております。

【独鈷(とっこ・どっこ)柄・・・
 独鈷は不動明王などが手に持たれている仏具で、悩みや煩悩を打ち砕くと伝えられています。
 また、「独鈷杵(とっこしょ)」と呼ばれた密教の法具の一つでもあります。
 厄除けや煩悩に打ち克つという意味があります。
 一本独鈷は男物の着物や浴衣に合わせる帯の柄としてよく用いられています。

【吉原つなぎ・郭(くるわ)つなぎ・・・
 四角形の四隅を凹ませた「隅入り角」を繋ぎ合わせて、連続的に並べて縞模様にした文様です。
 吉原の遊郭に足を踏み入れるとなかなか開放されないことからこの名がついたそうですが、
 連続的に繋がれた鎖のような文様は、人と人とを繋げ、良縁に恵まれるという意味を込めた柄で、
 人間関係を豊かにするという思いも込められています。

【籠目(かごめ)柄・・・
 竹や籐(とう)などで編んだ籠の網目を文様化したものです。
 正三角形を上下に重ねた星型の六芒星は、悪い物や邪な物を祓う力があるとされ、
 その六芒星が連続しているようにも見えることから、
 魔除けの文様として古くから親しまれてきた縁起の良い文様の一つです。