理工学者が書いた数学の本 線形代数 (ちくま学芸文庫 ア-35-2)
理工学者による理工系学生のための理工系の線形代数。数学の専門家では書き得なかった入門書。 === 「線形代数は理工学のすべてに通ずる基本です。その論理は、電気回路、振動、力のつりあい、微分などなど、ごく直観的に理解できる現象の中にも本質的に表れています」(「著者からひとこと」)。問題の解決にあたっては、既成の形式化した数学を当てはめるのではなく、本質的な構造に適合するように数学を創り、再構成する態度が必要であると本書は説く。“線形代数の基本概念や構造がなぜ重要であり、どういう状況で必要になるか“を工学や物理学の例を多く用いて、直観的な理解を目指すユニークな応用数学教科書。 === 本質を直観的に捉える 形式化した数学に血肉をあたえ 生きた数学の復権を目指す名著 === 【目次】 第1章 ベクトル空間と線形写像 第2章 行列と行列式 第3章 二次形式と計量 第4章 ベクトル空間の線形写像 補遺 練習問題の略解 索引