日進ゴム ※販売はタイトルの商品です
NISSHIN RUBBER
●ハイパーVソールのコンセプト
最近、駅や歩道など自宅以外での転倒・転落事故が増えており、厚生労働省の統計によると、同一平面上での転倒による死亡者数は5,301人(平成25年度)の方々がそうした事故で亡くなっているという状況です。
このような状況のなか、当社では10年余り前から、一般に使われてきたノンスリップソールの研究開発を進めてきました。 厨房用シューズやブーツなど商品化を行なってきましたが、今回、さらに高度なグリップ性能を発揮する「ハイパーVソール」を開発しました。
●ハイパーVソールの3大特徴
特徴1 滑りにくさ従来の2.5倍
特徴2 すり減りにくい外底
特徴3 静摩擦から動摩擦への移行がスムーズで転倒しにくい
●油・水床面でも高い安定性
安全靴の耐滑性規格
※ハイパーVソールは区分5以上
耐滑性(ノンスリップ力)測定、表示する基準については、JIS規格化の作業が進められているが、現段階では労働安全衛生総合研究所技術指針のなかで、耐滑性について「安全靴のすべりに対する性能で、その程度により動摩擦係数を5等級に区分する」とされている。
ハイパーVソールの耐滑性能について「独立行政法人 労働安全衛生総合研究所」に試験を依頼、技術指針で最も優れた耐滑性区分5をはるかにクリアする耐滑性があることを実証している。
さらに、動摩擦軌道の試験データ(グラフ)では従来のソールの摩擦が「静」から「動」に移行する時に大きな変動が生じるためいわゆるスリップでの転倒の 危険性が高い(青線)のに比べ、ハイパーVソールでは摩擦係数曲線が安定しており、その後もスムーズな移行がみられ(赤線)、安全性が極めて高いことが分 かる。
ハイパーVソールの氷上での使用については、通常の靴底よりはグリップいたしますが(当社従来品比)、決して雪上や氷上での使用を想定した商品ではありません。ご使用の際は、くれぐれも機能を過信されませんよう、よろしくお願いいたします。
●小ロット、多品種、短納期に対応できる生産体制と
味のある製品づくりが特徴です。
量産基地として、中国での合弁企業がその役割を果たし、国内においては、中小企業メーカーの特長をフルに生かし、小ロット、多品種、短納期に対応できる生産体制が確立されています。 そして、若い人たちの感性による個性的な企画力が、手作りの特長をそのまま生かした風合いで、味のある新製品を作り上げております。